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[コラム]欧米人からみた日本人 

時間の過ごし方を考えてみる

日本の文化は、真面目な生活リズムと厳格な職業倫理で知られています。交通機関が時刻表通りに動くのと同じように、日本人の多くは日々のスケジュールを厳密に守ります。

この文化は海外旅行においても顕著です。彼らが日本人観光客を見ると、常に慌ただしい様子が目立つようです。片手にガイドブックを持ちながら、次々と観光地を巡り、写真を撮ったらすぐに移動する姿は驚きの光景のようです。自分たちなら、せっかくのバカンス。時間を忘れてゆっくり景色を楽しんだり、のんびりする時間を持つのが当たり前なのに、日本人にはそれが難しいのかと、、まるで、仕事をするかのように、次々とタスクをこなすように見えるそうです。

そんな慌ただしい1日を終えたとき、唯一ゆっくり出来るのがバスタイム。だから、平日も休日も私たち日本人は、お風呂が好きなのかも知れません。そう言えば、「トイレが落ち着く」と言う人もいますね。

ほかにも文化の違いが見受けられます。日本人は、部屋の雰囲気を薄暗くして、暖炉の炎でリラックスするという欧米の習慣をなかなか受け入れません。と言うより好まないのかも知れません。高級ホテルの部屋が暗いと感じたことはありませんか? これは、リラックスするための演出なのです。しかし、日本人は、暗いと落ち着かないようです。アパホテルの会長さんが言っていました。「ホテルの部屋は暗いでしょう。うちのホテルは明るく設計してるんです。ベッドで読書したり仕事したり、、」確かに、アパホテルさんの部屋は明るいですよね。しかも、ベッドに腰掛けたまま冷蔵庫に手が届き、リモコンでテレビ操作ができて、3歩でトイレに行ける、明るいうえにコンパクト、まさに日本人好み。

一方、欧米では広めのリビングで部屋の灯りを落として、大きめのソファーに座り、暖炉やキャンドルが優しく放つ“炎の揺らぎ”でリラックスします。天井の明るい照明器具を好まず、スタンドタイプや、ブラケット照明(壁面)、床に近い壁面にある間接照明など、優しい光を好みます。テレビを消して、音楽を流しながら、ゆっくりと流れる時間を楽しむ習慣があります。

白色灯の明るい部屋で、テレビとスマホを同時に付けて、常に情報を得るのが、私たち日本人。もしかしたら、人生をより豊かに楽しむチャンスを逃しているのかも知れません。

その代わりに“お風呂でゆっくり過ごす時間”が好きで、「欧米人はなぜシャワーで済ませるのだろう。」などと感じたりします。

しかし、そんな日本人でも最近では、“お風呂でスマホ” が当たり前になりました。せめて バスタイムは、リラックスしながら、ゆったり過ごしたいものです。

これからの日本は働き方改革の影響で、労働時間が減ります。休暇も多くなります。そして、仕事よりプライベート時間を大切に考える人が増えています。「忙しいことは良いこと。」と思い込んでいる私たち日本人の気持ちにも、ゆとりが生まれて、のんびりと過ごす時間が長くなると良いですね。

2024年4月から本格化する働き方改革。この時期だからこその提案です。もし、新築やリフォームを検討されるなら、リビングや寝室は、照明を調光型にして、薄暗い部屋を演出できる工夫をしてみるのも良いと思います。弊社はユニットバスや浴槽、そして、バイオエタノール暖炉を取り扱う代理店でもあります。ご希望に応じて、照明設計から造作の暖炉設計もお任せいただけます。浴室はユニットバスでも、ホテルライクな“つくる浴室”でも良いと思います。ワンランク上のくつろぎ空間を提案します。

弊社のモデルハウスでは、部屋の灯りを抑え、暖炉やキャンドルの炎でリラックスできる空間を演出しています。この環境は、これからの私たちにとって新鮮な体験となり、日々の忙しさを忘れさせるリラクゼーションの場となるでしょう。新たな過ごし方、時間の使い方。最高のバスタイムや、暖炉がもたらす安らぎの空間を提案したいと考えています。

ぜひ、モデルハウスにお越しください。お勧めの時間帯は夜です。営業時間は限られていますが、ご予約をいただければ、夜も開けています。公共交通機関でお越しくだされば、炎をみながら無料でワインを楽しんでいただくことも可能です。

予約制で、一日一組のお客様限定となります。ご連絡お待ちしています。