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都心富裕層がデザイン以外に求める住宅とは。

R-LABEL|総合防護住宅の考え方

デザイン資産価値に加えて今、なぜ「防犯×災害対応」の住宅が求められるのか。富裕層のクライアントが求める住宅をまとめて解説。

現代日本を取り巻く環境は、かつてと比べてはるかに「不確実性」が増しています。

  • 犯罪手口の高度化・巧妙化
  • 気候変動の激化に伴う異常気象
  • 地震・津波・水害リスクの顕在化
  • 国際情勢の緊迫化、サプライチェーン・安全保障リスク

これらすべてを念頭に置きつつ、ただ頑丈なだけでなく、暮らしの豊かさ・デザイン性・快適性を犠牲にしない住宅こそが、これからの時代に選ばれるべき「強靭な住まい」の姿だと私たちは考えます。

R-LABELは、まさにこの考え方を具現化する住宅ブランドです。「防犯と災害から命を守る・プライバシーの確保」をコンセプトとしながら、デザインや居住性にも妥協しない家を提供します。そして、クライアントには、単なる“家”ではなく、“最後の砦”となる住まいを得てほしいのです。

Shield 1:防犯への挑戦 — 侵入手口の実態と対策強化

窓・ドアは今も“最も狙われる侵入口”

犯罪統計や各種調査から見えてくるのは、「住宅への侵入窃盗における窓・ドアの重要性」です。オーダーならではの充実装備を実現します。

  • 戸建住宅の侵入経路は「窓」が過半を占めるという報告。
  • 住宅侵入の大半は「窓とドア」が占めるという指摘。
  • 手口では「無締り(鍵のかけ忘れ)」と「ガラス破り」が大きな割合。
  • 1階窓からの侵入が多く、防犯ガラス化に対して「こじ開け」へシフトする傾向も観測。

※上記は一般傾向の要約。最新の地域統計は自治体・警察公表資料をご参照ください。

特に注目すべきは、「侵入に5分以上かかると、約7割が犯行を断念する」という心理データ。すなわち、窓やドアに“時間を稼ぐ”抵抗を設けること自体が最大の抑止力になります。

R-LABELの防犯設計:90ミルの防犯硝子/遮蔽装置/鉄扉/センサー

厚膜防犯硝子(90ミル推奨)

  • 一般的な30〜45ミルに対し、R-LABELは90ミル厚の防犯中間膜を標準推奨。
  • 高い貫通抵抗に加え、複層化と高断熱サッシで断熱・遮音も強化。

電動シャッター・外付け遮蔽装置

  • 主要開口部に電動シャッターを設置し、ガラス破壊行為自体を遮断。
  • 外観上シャッターを見せたくない場合は、採光窓と内庭側の大開口など設計で回避。
  • シャッター非設置の箇所は、警備会社連動センサーで予兆検知→通報を組み込み。

鉄製分厚ドア+ダブルロック+多重錠

  • 厚肉鉄扉を基調に、ダブルロック・補助錠・ディンプルキー・サムターンカバーを組み合わせ。
  • 表面は木貼り/金属塗装/凹凸意匠などで高質感を確保。ステンレスやコールテン鋼の選択も可。

セキュリティインテグレーション(センサー・カメラ)

  • 窓破壊予兆・振動・赤外線・開閉などを網羅するセンサー網高解像度カメラ
  • クラウド連携・遠隔監視・スマホ通知・通報に対応。

パニックルーム(家全体の防衛設計)

  • 家族の寝室自体をパニックルーム化(RC躯体+鉄製内扉、意匠仕上げは暖かく)。
  • 音響妨害/遮光などで侵入者の行動を混乱させ、地下シェルターや安全空間へ逃げる隠し動線も確保。

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Shield 2:自然災害対応 — 地震・台風・水害・火災への備え

地震との戦い:RC造の優位性と注意点

RC(鉄筋コンクリート)は総体として被害率が低い傾向が報告されていますが、前提は適切な設計・施工・地盤適合です。

  • 地盤適合・地盤改良の徹底:液状化・不同沈下対策、杭・基礎仕様を敷地ごと最適化。
  • RCは「重い=揺れにくく流されにくい」。重量ゆえに地盤対策は必須
  • 基礎は各構造でRCが標準。ならば上部躯体もRCとする合理性は高い。

台風・暴風・竜巻など風害対策

  • 過去統計と将来予測の最大風速データを参照し、耐風圧設計・風洞検討を導入。
  • 外皮(外壁・サッシ・屋根)の耐風等級強化、固定金物の高強度化。
  • 飛来物対策:強化ガラス/ポリカ複合層、シャッター連動保護ユニット。
  • 屋根の浮き上がり抑制:通気留・アンカー・縁部補強、形状による風分散。

水害・洪水・浸水対応

  • 高床設計:1階をガレージ等に、居住は2–3階へ。
  • 排水計画・防水壁:周囲排水、側溝、止水壁、逆流防止機構。
  • 浮力抑制:基礎アンカー・浮き上がり抑止設計。
  • ハザードマップ・浸水深のシミュレーションで安全余裕を確保。

火災・延焼・ガス爆発対策

  • 不燃・難燃の外装材、延焼を抑える区画設計。
  • 耐火ドア・防火扉の適所配置。
  • ガス漏れ検知・自動遮断、排煙・換気系統の計画。
  • 必要に応じスプリンクラーの採用。住宅性能表示の防火指標を超える設計水準。

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Shield 3:世界情勢・有事リスクと安心できる住宅について

住宅は地域社会・国際安全保障と無縁ではありません。停電・通信障害・物流断絶など外部インフラの停止に備え、住宅側の自律性を高めます。

  • エネルギー自給性:太陽光+蓄電池+非常用発電(ガス発電機・燃料電池等)
  • シェルター・退避動線:平時は収納・書斎として活用、非常時は退避機能へ。
  • スマート/IoT:初期設計からセキュアなネットワークとゼロトラスト志向の端末設計。

R-LABELは、こうした不確実性を前提とした将来適応性の高い住宅プラットフォームを提供します。

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Shield 4:R-LABELならではの強み

総合防護住宅としてのブランド性

  • 防犯 × 災害対応 × 有事リスクを一体で設計。
  • 「最後の砦になる住まい」

実証・実験重視、裏付けある性能

  • モデル棟・実験棟での破壊試験・風洞試験・加振試験の可視化。
  • 第三者評価機関による性能証明の付与。

カスタマイズ性と設計自由度

  • 標準で高安全仕様、意匠はオーダーメイド対応。
  • 素材・仕様の選択肢を体系化し、個性と性能を両立。

保証とアフター体制

  • 構造・防水・防犯設備までの長期保証設計。
  • 定期点検/予防メンテ(セコムと連携してカメラ清掃・再設定など)。
  • 災害時の復旧支援ネットワーク。

顧客教育・啓蒙

  • 説明会・防災訓練・犯罪手口解説の継続開催。
  • 防犯・防災コラムで「R-LABEL=安全住宅」を強化。

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Shield 5:実例・赤坂のお客様

ご要望:北側道路に面した60坪の敷地に住宅を新築したい。タワマンに住んでいるが、揺れるのと、何より東日本大震災にような災害が発生したとき、高層階に住んでいるリスクが心配。やはり、家族も皆、戸建住宅が安心だと言っている。ただ、セキュリティーの問題や、プライバシーの問題、そして、マンションのように頑丈な住宅はあるのでしょうか。タワマンを超える安心感が欲しい。

ご提案:まず、タワマンは鉄骨造です。当社が提案する住宅は鉄筋コンクリート造です。重たく、そして堅牢です。強度はご安心ください。セキュリティーやプライバシーについては、道路側は電動シャッター付きの駐車場、脇に背の高いステンレス製の門扉を設置。道路や近隣から見える場所は彩光用の細長い窓をメインとして、侵入、視線を遮ります。敷地が広いので、建物の中央に中庭をつくり、そこに大きな窓を設置しましょう。もちろん、窓は防犯性の高いものです。2階への侵入ができないように設計します。地下室はシェルターを兼ねます。そこには備蓄できるスペースをつくり、ご家族が1ヶ月以上暮らせるだけの食料や飲料水、備品を置きます。地下室の入り口ドアを分厚い鉄扉にすることで、パニックルームの役割も果たします。安心して暮らせる邸宅となります。

その他スペック

  • 地下〜最上階まで在来RC住宅(ハウスメーカーのPC工法ではない)
  • 基礎は杭+耐水性高基礎、1階=ガレージ/倉庫、居住は2–3階。
  • 全開口部に90ミル防犯硝子
  • 玄関は鉄製ドア+多重錠、防犯設備と連動。
  • 太陽光+10kWh以上の蓄電池+非常用発電機を併設。
  • 警備会社との完全統合型防犯システム
  • 内装は木質意匠・造作家具で温かさと品位を両立。

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Shield 6:R-LABELという選択肢

安全・安心・快適を追求する今日、住宅に求められる価値はもはや「デザインだけ」「居住性だけ」では足りません。命を守る砦としての役割、社会変動や脅威に耐え得る性能、未来を見据えた設計思想。R-LABELは、その時代性に即した不動の価値を提供します。

あなたがこれから家を建てるなら、ただ「住むための箱」ではなく、最後に頼れる砦を手に入れてください。その選択が、あなたとご家族に、最上の資産と安心をもたらすはずです。

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