R-LABEL / Underground Architecture
地下室をつくるなら、
強く、美しく。
平時には、人生を豊かにする特別な場所。
万一のときに備える機能も、一緒に考える。
これからの邸宅に、RC地下空間という選択肢を。

※掲載パースは実際の施工写真ではなく、当社の計画イメージです。
木造住宅も、鉄骨住宅も。
足元を支えているのは、コンクリート。
木造住宅でも、鉄骨住宅でも、建物を支える基礎には一般に鉄筋コンクリートが使われます。
地面と接し、建物の重量を受け、長い年月にわたって住宅を支える。
その重要な部分に選ばれるのが、RCです。
なぜか。強さが求められるからです。
圧縮に強いコンクリートと、引張りに強い鉄筋を組み合わせ、
必要な構造性能を設計によって確保する。
鉄筋コンクリートは、住宅の足元を支える合理的な構造です。
あるいは、地中へ。
イメージとして言えば、その基礎の考え方を上へ広げたものがRC住宅。
地中へ広げたものがRC地下室です。
もちろん実際には、基礎をそのまま延長すれば完成するわけではありません。
地上と地下、それぞれに必要な構造設計があります。
地下の壁や床は、土圧や地下水の影響を受けます。
だからこそ、構造、防水、排水、換気を一体で考える必要があります。
R-LABELでは、本格的な住宅の地下空間を、RCで計画します。
隠しておく場所ではなく、
毎日使いたくなる地下へ。
地下室を、非常時だけ使う閉ざされた空間にする必要はありません。
シアタールーム、音楽スタジオ、ワインセラー、書斎、バー、ギャラリー。
あるいは、家族だけで過ごす第二のリビング。
地上とは異なる時間を楽しめる場所にすることができます。
地面とコンクリートに囲まれた地下は、遮音を考えるうえでも魅力があります。
ただし、音は扉や換気経路、建物の構造体からも伝わります。
「地下だから完全防音」ではなく、用途に合った防音設計を重ねて、
心地よい静けさをつくります。

都心の限られた敷地で、地上だけでは得られない空間を地下に求める。
そこに、趣味や家族の時間を置く。
地下室の価値は、床面積が増えることだけではありません。
暮らしの選択肢が増えることにあります。
そして、どうせ地下室をつくるなら。
日常の快適さに加え、万一に備える機能も、設計の最初から考えておきたい。
それがR-LABELの提案です。
RC地下室をつくるだけで、
「核シェルター」になるわけではありません。
ここは、正確にお伝えしなければなりません。
地下をRCでつくることは、防護性を考えるうえで重要な出発点です。
しかし、RCの壁と床があるだけで、
核攻撃や化学・生物剤などを想定したシェルターが完成するわけではありません。
想定するリスクに応じて、構造体だけでなく、
出入口、設備、備蓄、運用までを総合的に検討します。
- 構造体、地下深さ、開口部、出入口と避難経路
- 用途に応じた扉の強度・気密性と、枠・金物・取付部
- 給排気経路、換気・濾過設備、必要に応じた外気遮断や陽圧管理
- 停電を想定した非常用電源と設備の継続性
- 飲料水、食料、衛生、トイレ、通信、備蓄
- 地下水、止水、防水、排水、結露・湿気対策
- 設備の定期点検、フィルター交換、長期維持管理
特殊な換気・濾過設備を導入する場合には、
本体価格だけでなく、設置工事や電源、交換部品、点検にかかる費用も必要です。
付けて終わりではありません。
長く使える状態を維持するところまで、計画に含めます。
だから私たちは、すべてのお客様に本格的な核シェルター設備を勧めるわけではありません。
「何から、どの程度、どれだけの期間、備えたいのか」。
その希望と敷地条件、予算を整理し、必要な仕様を一緒に考えます。
洪水、内水氾濫、津波などでは、地下への浸水が重大な危険になります。
地下室はあらゆる災害に対して安全な場所ではありません。
計画段階で地域のハザード情報を確認し、
非常時には災害の種類と行政の避難情報に応じて行動することが重要です。
日本でも、シェルター確保は
国の具体的な政策になりました。
Cabinet Decision / 31 March 2026
「緊急事態を想定した避難施設(シェルター)の確保に関する基本方針」
2026年3月31日、政府はシェルター確保に関する基本方針を閣議決定しました。
堅ろうな建築物や地下施設を活用した避難施設の確保、
特定臨時避難施設の整備、平時活用、官民連携などが位置付けられています。
この基本方針は、内閣官房が関係府省庁と連携して進めてきた
調査・研究や避難施設確保の取組を踏まえたものです。
地下空間を防護の観点から考えることは、
一部の特殊な建築だけの話ではなくなりつつあります。
ただし、公共的な避難施設を確保する政策と、
個人住宅の地下室にどのような性能を持たせるかは、分けて考える必要があります。
政府が地下施設の活用を進めていることが、
個々の住宅の安全性や性能を認定するわけではありません。
出典:政府基本方針本文/消防庁掲載版[PDF・別タブで開きます]
「兼用」と「平時活用」を、正しく理解する。
政府の基本方針では、自然災害時との避難施設のデュアルユースと、
施設の平時活用が取り上げられています。
消防庁では2026年8月4日、
「緊急一時避難施設と一時滞在施設のデュアルユースの推進に関する検討会」
の第1回が開催されました。
この検討会は、住宅のシアタールームを核シェルターとして認定する制度ではありません。
武力攻撃時の緊急一時避難施設と、
自然災害時の一時滞在施設の兼用を扱うものです。
日常利用と非常時の備えを両立させたいという私たちの提案とは、
目的や対象の違いを踏まえながら参考にすべき動きです。
ここで紹介する基本方針は、個人住宅の地下室について、
壁厚や扉、換気装置だけで核攻撃への安全性を認定するものではありません。
R-LABELでは、地下室であることやRC造であることだけを理由に、
「核攻撃に絶対安全」といった説明は行いません。それは現在内閣官房が日本標準規格を作ることを始めており、数値が確定するまでは控えるようにと指示が出ているためです。
防護性能は、想定条件と設計・検証の内容に即してご説明します。
政府の公開資料を読む
基本方針の本文は、消防庁の検討会資料としても公開されています。
下記から原文をご確認いただけます。国民には知られていませんが日本国は現在本気で取り組んでいることがわかります。
地上は木造でもいい。
地下は、私たちがRCでつくる。
「地下室には興味がある。しかし、地上は木の家に住みたい」。
そのようなご相談も歓迎します。
地下をRCでつくり、その上に木造住宅を建てる。
地下をRC、地上を鉄骨にする。
あるいは地下から地上まで、すべてRCでつくる。
敷地や構造上の条件を確認しながら、
暮らし方とデザインに合った組合せを検討できます。
相川スリーエフには、RC建築を担当する部門と、
木造注文住宅を担当する部門があります。
木造をご希望の場合は、当社の木造住宅部門が地上の住まいを担当し、
地下との接続まで一体で計画します。
地下と地上を別々の商品として考えるのではなく、
構造も、動線も、設備も、一つの住宅として考える。
それが、複数の建築分野を持つ私たちの強みです。
地上の暮らし方は、自由に。
鉄扉まで、自分たちでつくる。
だから、建築全体で考えられる。
地下空間の性能を考えるとき、出入口は重要な部分です。
用途に応じて、扉の強度、気密性、防音性、開閉のしやすさ、
避難時の安全性を検討します。
扉本体だけでなく、枠、金物、構造体への取付部までが設計の対象です。
相川スリーエフは建設会社であると同時に、
サッシや金属加工を扱う建材会社でもあります。
鉄扉の自社製造を含め、
地下空間の用途や建築デザインに合わせた製作を検討できます。
ただし、自社で製造した鉄扉が、そのまま防爆性能や特殊な気密性能を
保証するものではありません。
特定の性能を求める場合には、
構造設計者や専門会社との連携、必要な計算・試験などによる検証が必要です。
つくれることと、性能を証明すること。
その両方を区別して考えることが、責任あるものづくりだと考えています。
※上記図面は過去の参考プランです。
政府の技術ガイドラインへの適合や、
特定の爆圧・放射線遮蔽性能を示すものではありません。
実際の計画では、敷地、地盤、地下水、建物構成、想定用途に応じて、
避難経路や設備を含めて個別に設計します。
地下室は、住宅会社を決める前に
相談してください。
地下室は、地上の住宅設計が終わってから簡単に追加できるものではありません。
土地を選ぶ段階から、地盤、地下水位、浸水リスク、前面道路、
搬出入、掘削、山留め、防水、構造、換気、避難経路、
そして地上建物との接続を考える必要があります。
土地をまだ購入していなくても構いません。
地上をRC、木造、鉄骨のどれにするか決まっていなくても構いません。
地下室だけでよいのか、
シェルター機能まで検討すべきか迷っていても構いません。
まず必要なのは、設備を選ぶことではなく、
どのような地下空間を持ちたいのかを話すことです。
映画を楽しむ。音楽に浸る。ワインを味わう。
家族や友人と、静かな時間を過ごす。
その日常の豊かさに、将来への備えをどう重ねるか。
私たちは、そこから一緒に考えます。
地下を持てる家は、
暮らしの可能性が広い。
静かで、美しく、頑丈で、毎日使える地下室を。
シェルター機能の検討も含め、
R-LABELと相川スリーエフが、一棟の住宅として考えます。